初動から完成まで、1年以上に及ぶ長期プロジェクトだった。
この“環境経営コンテンツ”は、eラーニングでの個別学習と集合研修や環境セミナーなどでの上映を目的に制作にあたった。
そのため、映像コンテンツとして制作し、eラーニング用、研修・セミナー用として2種類の形態で納品した。
制作をご依頼いただいたクライアントには、10年以上にわたりグループ企業の環境課題の解決に向けたeラーニングコンテンツを提供させていただいてきた。
環境コンテンツの提供当初、時代の流れは“エコ”や“節約”などが環境課題解決の主流であったが、“その上にあるもの”を目指しコンテンツ開発を進める。
参考となる文献等がほぼ見当たらない中、クライアントご担当者と制作チームの二人三脚が始まった。
最初に“ゴールとなる目的と目標”を明確化し、それに合わせてコンテンツのフレームを作り、シナリオを制作する。
シナリオの制作には、“新しい分野”であることもあり労力を要したが、二人三脚でのリサーチによりコンテンツ開発はスムーズに進んだ。
環境マネジメントシステムのしくみのあり方を学習できるコンテンツはたくさんあるが、事業の推進により“収益を上げる環境課題の解決”の必要性とその社会への貢献を明示するコンテンツが必要だった。
世界の環境先進企業の事例を織り交ぜながら、“環境への負荷が少ない経営と収益に結びつく環境活動”の意味を全グループ社員の皆さんに理解していただき、考え、アクションにつなげる。
この環境教育コンテンツは、『一人ひとりの環境への長期的な視点が、組織の行動を変え、それが事業へとつながっていく』ことを示唆する。
■ コンテンツ開発フロー ■
企画・構成
シナリオ制作
グラフィック制作
撮影・編集
ナレーション収録・音楽
ムービーファイル作成
eラーニングファイル作成
テキスト作成
ご納品
■ 納品形態 ■
eラーニングコンテンツ(LMSへの登録まで)
ムービーコンテンツ
テキスト教材